メール環境を構築する際に、Postfixを利用されている人は多いかと存じます。
そこで今回はPostfixでシンタックスチェックを行う方法についてご紹介致します。
■シンタックスチェック
Postfixのシンタックスチェックを行うには「postfix check」コマンドを使用する事で確認可能です。
「postfix check」コマンドはPostfixの設定ファイルである「/etc/postfix/main.cf」の文法をチェックする事ができます。
以下rootアカウントでの実行例となります。
postfix check
以下「sudo」を使用した一般アカウントでの実行例となります。
sudo postfix check
文法に問題がない場合は何も表示されません。
問題がなければ下記コマンドにて再起動可能です。
systemctl restart postfix
文法エラーがある場合はエラー内容が表示される使用となります。
以下エラー時の例となります。
[コマンド]
postfix check
[結果]
postfix: fatal: /etc/postfix/main.cf, line 741: missing '=' after attribute name: "testerror"
上記の例では「/etc/postfix/main.cf」の741行目にて構文エラーとなっている事が分かります。
Postfixを再起動する際はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。