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  1. 活動記録/

GitHub SponsorsによるAlmaLinuxプロジェクト支援活動

目次

はじめに
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オープンソースソフトウェア(OSS)は、多くの開発者や企業によって支えられ、IT環境の基盤を形成しています。

今回、インフラ技術部では「GitHub Sponsors」 を活用し、エンタープライズ向けの無償LinuxディストリビューションであるAlmaLinuxプロジェクトに対し個人スポンサーとして支援を行いました。

本記事では、その支援内容と背景をご紹介します。


AlmaLinuxとは
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AlmaLinuxは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とバイナリレベルで互換性を持つ、無償で利用可能なLinuxディストリビューションとなります。

CentOS Linuxの無償提供と安定版リリースの終了を受けて、その後継として登場しました。

AlmaLinuxはエンタープライズ用途にも耐えうる高い安定性と長期サポートを特徴としており、個人ユーザーから企業、教育機関まで幅広い利用者に支持されています。

以下特徴となっております。

  • RHELとの高い互換性
  • 長期的なサポート体制
  • 完全無料で商用利用も可能
  • コミュニティ主導の運営体制

支援の背景
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本ブログは、情報発信を通じてインフラ技術の魅力や知見を多くの方に伝えることを目的として運営しています。

また、そうした発信活動によって生まれた価値を、オープンソースプロジェクト(OSS)に少しでも還元していきたいという思いがあります。

今回の寄付は、その取り組みの第一歩として、当ブログでも広く利用されているAlmaLinux OSを対象に支援を行ったものとなります。

支援内容
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GitHubが提供するスポンサー制度「GitHub Sponsors」を通じて、「AlmaLinux OS Foundation」 に対し**10ドル(米ドル)**の寄付を実施いたしました。

GitHub Sponsorsは、オープンソース開発者および関連プロジェクトを資金面から支援するための仕組みであり、支援者は月額制または一回限りの形式で任意の金額を提供することが可能です。

提供した支援金は、AlmaLinux OSを運営する非営利団体 AlmaLinux OS Foundation によって管理され、主に以下の用途に充てられます。

  • プロジェクトの整備および維持
  • コミュニティ活動や広報業務の推進

今後について
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今回の支援はささやかなものではありますが、今後もできる限り継続してオープンソースプロジェクトへの貢献を続けていきたいと考えています。

また日頃から利用されているOSSプロジェクトがあれば、ぜひともGitHub Sponsorsでの支援や、バグ報告・機能提案などの形で参加してみてはいかがでしょうか。

関連リンク
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