サービス概要 #
本サービスはIPアドレスに関連する情報を視覚的に確認できるオンラインツールとなります。
2024年4月10日よりベータ版としてサービスを公開し同年、12月7日にversion1.0として正式リリース致しました。
フォームに入力したIPデータをJavaScriptのFetchAPIを使用しipinfo.ioのAPIから住所情報を取得し表示します。
また、ドメインが入力された際はgoogleのDNSを利用しIPに変換して上記の処理を実行しています。
利用技術 #
特徴 #
1.高いパフォーマンス #
本サービスは一部のページを除き静的サイトとして構成されており、サーバーサイドでの複雑な処理を実施しておりません。 また適切なキャッシュ設定を実施する事により安定した速度を実現しております。
■ベンチマーク比較 #
以下当サービスと類似サービスの「PageSpeed Insights」によるベンチマーク比較となります。
| 項目 | 当サービス | 比較A | 比較B | 比較C |
|---|---|---|---|---|
| LCP (メインコンテンツの表示速度) | 1.1s | 14.4s | 11.3s | 7.1s |
| TBT (JavaScript のブロック時間) | 10ms | 110ms | 510ms | 0ms |
| FCP (最初のコンテンツ表示時間) | 0.8s | 9.6s | 1.7s | 4.8s |
| TTI (完全に操作可能になるまでの時間) | 1.1s | 14.5s | 17.1s | 7.1s |
| スコア（モバイル） | 100 (A評価) | 55 (D評価) | 60 (C評価) | 63 (C評価) |
| スコア（デスクトップ） | 100 (A評価) | 66 (C評価) | 74 (B評価) | 100 (A評価) |
※2025年2月測定
■GASによる定期的なパフォーマンス測定 #
GAS（Google Apps Script）と「PageSpeed Insights API」を活用し、Webサイトのパフォーマンスを自動測定しています。
測定結果はGoogleスプレッドシートに保存し継続的な分析や改善を行っています。
■Looker Studioによるレポートの自動作成 #
GASにて取得したデータを利用しLooker Studioによるレポートの自動作成を行っています。
これにより、データ解析の効率化を行っています。
2.バックエンドレスによるAPI利用制限の回避 #
本サービスにて利用しているAPIはIP単位での利用制限がございますがjsを利用しブラウザのローカル環境にて処理する事により、利用制限の回避を行なっ ております。
3.CSPを利用したセキュリティ対策 #
本サービスではコンテンツセキュリティポリシー（CSP）を導入し不正スクリプトの実行やデータインジェクション攻撃の対策を実施しております。 設定は「self」値を基準とし安全と判断した必要最低限のプログラムのみを許可するよう設計、制限されております。
■セキュリティ比較 #
以下当サービスと類似サービスのセキュリティ対策の比較となります。
| ヘッダー名 | 当サービス | 比較A | 比較B | 比較C |
|---|---|---|---|---|
| HTTPS強制 (HSTS) | 🟢 | 🟢 | 🟢 | 🟢 |
| 外部スクリプト制限 (CSP) | 🟢 | 🔴 | 🔴 | 🔴 |
| クリックジャッキング防止 (X-Frame-Options) | 🟢 | 🔴 | 🔴 | 🔴 |
| MIMEスニッフィング防止 (X-Content-Type-Options) | 🟢 | 🔴 | 🔴 | 🔴 |
| リファラー制御 (Referrer-Policy) | 🟢 | 🔴 | 🔴 | 🔴 |
| ブラウザ機能制限 (Permissions-Policy) | 🟢 | 🔴 | 🔴 | 🔴 |
※🟢は有効 🔴は無効
※2025年2月測定
4.シンプルで洗練されたデザイン #
白を基調としたシンプルでモダンなデザインを採用しています。 それにより視認性の向上や直感的に利用できるサイトとなっております。
5.Chrome拡張機能のリリース #
chromeウェブストアにてブラウザー拡張機能を公開しております。それによりWebサイトへアクセスすることなく本サイトの機能を利用できるようになって おります。
6.定期的なアップデート #
本サービスは月に1回、新機能の追加やセキュリティの強化を実施しています。
7.コラム記事 #
本サービスでは、利用の手順や関連技術にまつわるコラム記事を掲載しています。 初心者の方でも理解しやすいように、実例や画像を交えてわかりやすく解説しており、サービスの活用をスムーズに進められるよう設計しています。