今回はSPFレコードのルール(qualifier )を指定する方法について解説致します。
■qualifierとは
「qualifier」とは、SPFレコードで使用されるルールを適用を指定する文字となります。
SPF認証にて指定範囲外からの送信となった場合の動作を定義する事が出来ます。
■許可(Pass)
のメール送信を許可する場合はプラス「+」記述します。
下記IPアドレスを許可する例となります。
+ip4:IPアドレス
許可については明示的に「+」を記述せずとも利用する事が出来ます。
ip4:IPアドレス
■拒否(Fail)
指定範囲外からのメール送信を拒否する場合は語尾のallにマイナス「-」記述します。
-all
■警告(SoftFail)
指定範囲外からのメール送信を警告として受信する場合は語尾のallにチルダ「~」記述します。
警告(SoftFail)を指定すると警告として受信されスパムフォルダーや迷惑メールフォルダ等に振り分けられます。
~all